巨大地震発生時の対応やマンション被災生活を見据えた防災イベントをサポート

(左)1982年3月竣工。全144戸の「コープ野村北柏」/(右)およそ50名が参加された防災講演

東日本大震災からおよそ3年を経た2014年3月。千葉県柏市に位置する「コープ野村北柏」管理組合・自治会様が主催された防災訓練において、防災セミナーや防災グッズの展示・販売などをつなぐネットコミュニケーションズがサポートしました。


階段避難車による搬送体験も実施

東日本大震災以前から、防災へのさまざまな取り組みを行ってきた「コープ野村北柏」。午前・午後の二部構成となったイベント当日には、柏市消防署富勢分署指導による防災訓練や、マンション防災をテーマにした講演会、大地震発生時を見据えた防災サーキットなどを実施。午前中に70名、午後には50名を超える居住者様が参加されました。


防災グッズの展示・販売

マンション防災に関するパネルの展示と防災グッズの展示・販売を実施

防災パネルや防災グッズの展示

備蓄食や防災グッズの販売会を実施(協力:株式会社河本総合防災)

防災意識より高めて頂くために、防災イベント実施のタイミングにあわせて、エントランススペースにて約1週間の防災パネル展示を実施。マンション内での被災生活に必要な防災グッズをご紹介しました。

また、イベント当日には、同スペースにて家具固定用品や災害時簡易トイレセットなどを展示、販売。また、保存期間の長い備蓄用食料品の販売も行い、多くの居住者様に関心を持っていただきました。(協力:株式会社河本総合防災)

防災訓練

水消火器を使った消火訓練やベランダ隔板の蹴破り体験などの参加型防災訓練をサポート

(左)ベランダに設置された隔板の蹴破り体験/(右)水消火器を使った消火訓練

備蓄用食料品の試食体験も実施

午前中に行われた防災訓練では、柏市消防署富勢分署の指導のもと、さまざまな訓練が行われました。

各戸からの避難や各階ごとの班に分かれての点呼が行われた後は、水消火器を実際に使用した消火訓練を実施。消防署担当者様の「大災害の際には、消防署がすぐに駆けつけられるとは限りません。そのためにも、まずは自分たちで防災に取り組む意識が必要」という言葉も印象的でした。

つなぐネットコミュニケーションズは、ベランダ隔板の蹴破り体験や、備蓄食の試食をサポート。居住者様による炊き出しなども行われ、小さなお子様からご年配の方まで、多くの居住者様にご参加いただきました。

大地震対応訓練

マンション防災に特化した防災セミナーを実施

集会室で行われた防災講演会

午後の大地震対応訓練で最初に行われたのが、つなぐネットコミュニケーションズ担当者による防災セミナーでした。約50名が参加されたセミナーのテーマは「過去の大地震から学ぶ防災と高齢者の防災対策」。映像や資料を交えながら、首都直下地震が発生した際の被害想定や、家具固定や備蓄品などをはじめとする地震対策の具体例、自助の大切さやマンション内での滞留生活などについて、ご紹介しました。また、セミナー時には家族や友人の連絡先やかかりつけの病院、既往症などを書き込める緊急連絡カードを配布。こちらも多くの居住者様に好評をいただきました。


搬送体験や非常用発電機の運転、防災倉庫内の備蓄品の確認など内容充実の防災サーキット

続いて行われたのが、大地震発生を想定した防災サーキットでした。防災セミナー終了後、一旦各戸に戻った居住者の皆様は、インターホンの一斉放送機能を利用した安否確認をスタート。各階ごとの班長が安否確認用のマグネットシートで各戸の安否を確認するなど、実践的な内容の訓練が続きます。

安否確認用のマグネットシート

(左)エレベーター停止時に活躍する階段避難車/(右)階段避難車による搬送体験


特に居住者様の関心を集めていたのが、本物の階段避難車を使った負傷者の搬送体験。「マンション最上階の10階から1階へ。負傷者を搬送する大変さやコツが、実際に体験してみてよくわかった」という居住者様の声が聞かれました。

その後も、非常用発電機の運転体験やマンション各所に保管された防災用品などの確認も実施。つなぐネットコミュニケーションズでは、災害用トイレの使い方などをレクチャー。こちらも多くの居住者様に集まっていただきました。


(左)非常用発電機の場所や使い方を確認/(右)管理組合・自治会で保管する防災用品などを確認

断水時に使える災害用トイレの使用方法をご紹介


管理組合・自治会ご担当者様からの声

管理組合・自治会として、防災への取り組みを行ってきましたが、やはり3.11以降は地震に対する備えに大きな関心が集まっています。そこで今年も昨年と同様に「大地震対応訓練」と銘打って、さまざまな訓練を実施しました。消防署の方の話やつなぐネットコ ミュニケーションズの講演を通じて感じたのは、やはり“自助”の大切さ。自主防衛が基本であることを、あらためて実感しました。今後も継続的に訓練を行うとともに、居住者がやるべきことと管理組合としてやるべきことを、今一度明確に整理していくことも必要だと思っています。


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