大地震が発生! その時に備え、水や食料、災害用簡易トイレ等の備蓄を進めてはいるものの、けがへの対策についてはなかなか進んでいない。そんな人は多いのではないでしょうか。その理由は、けがをする最悪のイメージをしていないから?「なぜか、自分たちだけはけがをしない、そう思っている方が実は非常に多いんです」と危機管理アドバイザーの国崎信江先生は指摘します。それはいったいどういうことなのか? そして、いざというとき、自分や家族を守るために、どのような対策をしておけばいいのか? 国崎先生に解説いただきました。

国崎 信江先生プロフィール
防災関連専門委員会所属。危機管理アドバイザーとして、全国で講演を行う傍らNHKなどのメディアに多数出演し、広く防災情報を提供している。

ホームページ:危機管理教育研究所

「災害時にはけがをする」その覚悟をもって対策を

まず、部屋の中を見渡してみてください。大きな家具や家電はきちんと固定されていますか? キッチンに置かれた調理家電類はどうでしょう? カウンターやチェストの上に飾られた雑貨類、壁に掛けら れた額入りの写真や時計、固定されていないそれら全てが、一斉に動き、人に向かって高速で飛ぶ凶器になりえます。ガラスや陶器類は砕け散り、家の中にあるあらゆるものが鋭利なガラス片とめちゃくちゃに混ざり合って床を埋めつくすかもしれません。あわてて移動しようとすれば、簡単に足元を怪我してしまうでしょう。マンションは地震に強いと言われていますが、だからといって家の中まで全てが安全、と言うわけではもちろんありません。むしろ「けがは負うものだ」という覚悟をもって対策をしておくべきなのです。

応急手当の正しい知識を身に付けて

けがに備えて、どんな対策をしたらよいかわからない方、まずは応急手当についての正しい知識が必要です。地域では消防署が主催する救命講習が無料で実施されていますので、お住まいの自治体に確認して、一度受講されてみることを強く推奨します。「普通救命講習」であれば半日で受講できます。応急手当の正しい知識を持っておけば、おのずと備えておくべきものが見えてくるもの。けがは災害時だけのものではありません。優先順位を上げて対策を進めてください。

パニックを呼ぶ大量出血!!あわてず対処するために

たとえ応急手当の知識を持っていても、いざ自分や家族が大けがを負うと、誰しも冷静ではいられません。特に出血を伴うけがは人をパニックにさせます。そんな場面に備えて「止血パッド」があると安心です。流血するわが子を前に頭が真っ白…そんな状況下でも、ただ傷口に当てるだけ、というシンプルな処置が可能。まず血を止めることができれば、精神的安定につながり、冷静に次の行動につなげることができます。

軽くてかさばらないので、自宅へ数枚備えておくほか、通勤や通学バッグの中などに入れ、家族それぞれが常に持ち歩くようにするとよいですね。うちでは子どものランドセルの中にも入れ、もし登下校中などにケガをして出血することがあったら「自分で手当てしなさい」と教えています。特別な技術や知識がなくても使える、そこがポイントなのです。

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「止血パッド」は、これまでになかった画期的な緊急止血用具です。事故、災害、そのほかの傷による出血で、医師が治療を施すまでの間に使用することで、止血を速めることができます。


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