マンションで必要な防災備蓄品とは

マンションで必要な防災備蓄品は、大きく2つに分かれます。
ひとつは、マンション居住者が各家庭で備える防災備蓄品(防災グッズ)です。
そしてもうひとつが、マンション全体で使うための防災備蓄品です。
全てをマンション全体で賄おうとすると、予算や物の管理の負荷が高くなります。各家庭で備えるべきもの、マンション全体で備えるべきものを分けて検討しましょう。

マンション居住者が各家庭で備える防災グッズ

マンションは戸建てに比べて建物構造が強く倒壊する可能性は低いため、備えが万全であれば地震の後も自宅で生活を継続することが可能です。ただし、停電したらエレベーターが使えなくなる、配管が損傷すると水が一切流せなくなるなど、マンションならではの被害も想定されます。マンションにお住まいの方は、インフラが停止しても最低10日間は自力で生活できるよう、水や食料のほか、簡易トイレや応急手当グッズなど必要な防災グッズを用意しましょう。
>これだけは備えておきたい防災グッズ一覧
マンション居住者が各家庭で備える防災グッズ

マンション全体で備える防災備蓄品

閉じ込められている人の救助や災害対策本部での情報集約など、マンション内の助け合い(共助)を実現するために必要な防災備蓄品は、マンション管理組合で揃えましょう。そこで重要なのが、震災時のリスクと利用シーンを想定し、かつ平常時の管理方法を決めることです。非常時に”誰が、いつ使うか”、平常時に”どのように管理するか”を検討し、優先順位を付けて備蓄品を購入しましょう。

水や食料の備蓄

予算や保管場所を考えると、居住者全員に行き渡る量の水や食料をマンション管理組合で準備するのは、実現困難です。水や食料は各世帯で備蓄してもらうよう呼びかけましょう。できれば簡易トイレについても同様に考えましょう。

水や食料の備蓄

マンション内に「災害対策本部」を組織し、“誰が、いつ、何を使うか”運用ルールを決めながら防災備蓄品の購入を進めましょう。運用ルールは防災マニュアルに明文化することをお勧めします。

「災害対策本部」の例

「災害対策本部」の例

具体的な被害想定から必要なものを検討しましょう たとえば・・・

被害想定 利用シーン 何が必要か?
居室内に閉じ込められた人がいる 玄関扉をこじ開ける 救助工具セット
作業する際に頭部を保護する ヘルメット
がれきや危険物をあつかう際に手を保護する 革手袋
倒壊したものを支えて空間を作る 油圧ジャッキ
負傷した人がいる 応急手当てを行う 救急セット
負傷者を搬送する 担架
狭い場所から救助する 救助用ロープ
停電した 非常電源を用意する 発電機&コードリール
災害対策本部に夜間照明を設置する 投光器
 夜間に二次災害防止活動を行う LEDヘッドライト
エレベーターが停止した 負傷者など歩行困難な方を搬送する 階段避難車
給排水設備が損傷した 共用の災害用トイレを屋外に用意する マンホールトイレ
共用の災害用トイレを屋内に用意する 簡易トイレ処理セット
断水した 配給される水を運搬する ウォータータンク
飲料水を用意する 浄水器
共用部のガラスが割れた 破損部分をふさぐ ブルーシート
危険な個所を立ち入り禁止にする トラテープ

共用部の防災備蓄品:参考価格一覧

備蓄品 参考価格
ポータブル発電機(カセットガスタイプ)ポータブル発電機(カセットガスタイプ) 110,000円~
コードリールコードリール 10,000円~
投光器  投光器 53,000円~
災害用マンホールトイレ災害用マンホールトイレ 52,000円~
救助工具セット救助工具セット 96,000円~
救急セット救急セット 38,000円~
リヤカーリヤカー 86,000円~
エアーストレッチャーエアーストレッチャー 154,000円~

※上記は参考価格です。下記お問合せフォームよりご連絡いただけましたらお見積もりいたします。

つなぐネットの防災備蓄品選定サービス
防災備蓄品選定つなぐネットコミュニケーションズでは、マンションの規模や防災施策方針にあわせ、必要な防災備蓄品の種類や数量を選定しご提案します。納品時には、防災備蓄品の使い方をいつでも確認できる専用ホームページをご提供します。また、納品した防災備蓄品の更新期限を管理し、いざというときに使用期限が切れていたということがないよう、サポートいたします。防災備蓄品の選定から更新期限管理まで、つなぐネットにお任せください。
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